━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 株式会社U-NEXUS 公式メールマガジン   2021年2月3日号
                       https://www.u-nexus.com/

《 中小企業の新たな未来を創造する 》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本メールは過去に株式会社U-NEXUS(ユーネクサス)のスタッフと
名刺交換させていただいた方や交流がある方にお送りしております。
ご不要な方は、最下部より配信停止のお手続きをお願い申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは!

U-NEXUS代表の上野です。

2021年2月
メールマガジンをお届けいたします。

U-NEXUSはIT企業ですが、
私自身は、
「組織変革ファシリテーター 」
という仕事をメインに行っています。

端的に申し上げると、
人を元気にし、
チームの関係性を高め、
課題発見と解決策を見出し、
行動を促し、結果に導くことです。

結果とは、
「売上」と「顧客満足」で、
=(イコール)世の中から必要とされる企業づくり
を目指していくことをお手伝いしています。

今日は、タイトルにもある通り、
コロナ禍でも、対売上前期比125%
を達成した支援先(飲食店)の
事例をご紹介させてください。

ちなみに、対売上前期比125%とは、
2020年7月〜12月までの上半期と、
前年の上半期との比較です。

もっと成長している企業様もたくさんあると思いますので、
そんな偉そうなことを申し上げるつもりはありませんが、

ご支援させていただく中で、
大切にしてきたポイントがあり、
もしお困りになっている企業様があれば、
少しでも参考になればと思い、
書かせていただきます。

こちらのお客様とは、
2年以上のお付き合いとなりますが、
その間、様々な取り組みをしてきました。

オーナー不在でも、
お店が回るための仕組みづくりから始まり、
皆で集まってビジョンづくりをしたり、
皆で大切にしたい価値観をクレドカードにしてみたり、

そもそも何を頑張ったら良いいのか、
何を目指したら良いのかの評価基準を明確にしたり、
かなり細かな単位で売上目標を数値化してみたり、
(このお店にとっては必要なことと判断しました)
その他もろもろです。

今日は、この中でも最も大切にしてきた
ポイントを2つご紹介させていただきます。

1つは、「関係の質」の向上です。
過去何度もご紹介させていただきましたが、

「ダニエルキムの成功循環モデル」

について代表者はじめ、
スタッフの皆様にもこのモデルをご理解いただき、

・オーナーとスタッフの関係の質
・スタッフ同士の関係の質
・スタッフとお客様との関係の質
・企業(お店)とお客様との関係の質

を高める取り組みが全ての土台となります。

それからもう1つ大切にしたのが、
「徹底した顧客目線」を持つ、
ということです。

ミッションやビジョンの浸透も重要ですが、
この「徹底した顧客目線」こそが、
今、全ての企業に求められていると考えています。

コロナ禍で、つい自社の問題に目が向きがちです。
もちろん、自社が抱えている問題解決も重要です。
しかし、「自社の問題を解決する」のではなく
「顧客が抱えている問題や社会の課題を解決する」

という視点や発想が必要で、
企業の視点を切り替えることが
問われているように思います。

ここが抜け落ちていると、
いくら業務改善や今流行りのDX化しても、
会社や店舗の成長にはつながりません。

当然と言えば当然ですが、
意外と自社起点の会社が少なくないように感じています。

面白いもので、
休日は自然と顧客目線になるのに、
(自分自身が顧客になるため)
平日は売り手目線(企業視点)になってしまう。
不思議ですよね。

「他人の靴を履く」というイギリスのことわざがあります。
 ”put yourself in someone’s shoes”

「相手の立場で物事を考える・捉える」という意味です。

基本的には、この飲食店も、
ここを徹底的に考察し、
実行してきた結果が125%という
数字をもたらしたと考えております。

こんな風に書いておきながら、
弊社でもまだまだこの「顧客目線」「顧客志向」
を徹底できているとは決していえません。

ということで、自戒を込めて。
U-NEXUSでも有言実行できるよう研鑽してまいります。

今日はこの辺で失礼いたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【U-NEXUSスタッフだより】

〜ライフラインに新たな価値を〜
 長野県坂城町、水道メーターを活用した高齢者見守り事業

坂城町では、
長野県企業局・県内企業と共同で
水道メーターを活用した一人暮らし
高齢者見守りシステムを推進しています。

実証実験が行われその報告を経て、
事業として開始、利用者を募っている段階です。

仕組みは、電子式水道メーターで使用水量を検出、
検出値を通信回線網を使用してセンターへ送信し、
離れて暮らす高齢者のご家族へ
安否確認をメールなどでお知らせします。

・毎朝水道の使い始めに配信される「元気メール」
・水道を8時間以上使っていない、
または2時間以上の連続使用が確認された場合に配信される「異変メール」

水道メーターは必ず設置されているので、
特別なことをしていただく必要はなく、
高齢者ご本人のプライバシーにも配慮して、
そっと見守りができるシステムになっています。

長野県は全国を上回る水準で高齢化、
今後更に進行する見込みです。

今は元気で暮らしていても、
離れている家族にとっては、
もしものことを考えてしまいます。

大掛かりな仕組みでなく、
そっと見守る優しさ、
当事者になったつもりで想像すると、
大事なことだと感じます。

・水道メーターを使った新しい高齢者見守り事業
「高齢者元気応援システム KIZUKI」
 http://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1490574988490/index.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

U-NEXUSでは、社会問題を見据えた議論も活発に行い始めています!

次回またメルマガでお会いできるのを楽しみにしています!